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一級建築士試験の科目は?時間や勉強法!足切り点や参考書も

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一級建築士試験は建築・土木関連の資格試験の中で最難関の国家試験ですよね。

これから受験を検討している方は、一級建築士試験についての基本的な情報が必要かと思います。

そこで今回は、一級建築士試験の科目や試験時間、足切り点や参考書を紹介します。

一級建築士試験の科目と試験時間

一級建築士試験は5科目あります。

  科目 試験時間・問題数
学科I 計画 環境設備と合わせて2時間
学科II 環境設備 計画と合わせて2時間
学科III 法規 1時間45分
学科IV 構造 施工と合わせて2時間45分
学科Ⅴ 施工 施工と合わせて2時間45分

資格学校の模試などを受けると分かるのですが、これを知らないとちょっとびっくりするかもしれません。

計画は環境設備と2時間の中でやるんです。

法規は単独で1時間45分。

構造と施工は2時間45分で一緒にやります。

意外なところですが、これをまず知っておく必要がありますね。

一級建築士試験の科目別勉強法

一級建築士試験は科目ごとに得意不得意があります。

私の周りでは法規が苦手という方が多いです。

法規は他の教科と勉強法が大きく違ってきます。

また、構造の中の計算問題が苦手だという方もいらっしゃいます。

昔は計算問題は3問程度しか出題されなかったそうですが、現在は7問も出ますから、捨てるわけにはいきません。

最低でも3問は正解しなければ合格は難しいと考えた方がいいですよ。

ですから、構造力学はしっかり時間を作ってまとめて覚えてしまいましょう。

このサイトでも良い覚え方を提案します。

記事が出来ましたら早めにアップしますね。

計画の勉強法方

計画の出題は建築史・建築各論・都市計画等に分類されます。

建築史

ひたすら暗記です。

このサイトで紹介している「頭文字暗記法」が有効ですので参考にしてみてください。

建築各論

市販参考書や学校のテキストを一通りさらっと読んでからひたすら問題集を解く。

問題集は過去問題集がオススメです。

1年分まとめて解くのが有効です。

分野別過去問題集も有効ですが、時間がない場合は各資格学校が出版している過去7年分の本試験問題集をやりましょう。

一級建築士の過去問題集日建学院・総合資格の表紙画像

都市計画等

過去問題集と、法規の都市計画法を勉強するときに一緒に覚えるのが有効です。

法規の問題よりも簡単ですから、恐れるにたりません。

環境設備の勉強方法

環境設備は環境と設備に分かれます。

例年、前半の10問は環境、後半の10問は設備です。

環境設備はオーソドックスに、参考書かテキストを一通り読んでから問題集です。

法規の勉強方法

法規は他の科目と異なり、法令集を持ち込んで参照しながら問題を解きます。

法令集にはアンダーラインを引いたり付箋やインデックスを貼ることができます。

良いアンダーラインやインデックスを貼ることで法令集が引きやすくなりますから、問題を解きながら見やすくマーキングしていきます。

重要なのは法令集を引くことに慣れることです。

どの条文がどこに載っているか
この問題はこの条文のことを言っている

というこが分かるようにしておき、素早く当該ページを開けるようになれば間違いなく高得点が取れます。

最初は時間がかかりますが、必ず慣れますから焦らずじっくり勉強しましょう。

法規はどうしても時間がかかるんです。

でも慣れてくればあとは早いですよ。

法規が早く解けるようになると勉強が楽しくなってきます。

このサイトでも法令集の引き方を紹介しますので、楽しみにしていてくださいね。

参考書としては「法規のウラ指導」がおすすめです。

しかし、2016年・2017年版は出版が無いようです。

2015年版はプレミアがついて高額で取引されていますね。

2014年版以前のものであればアマゾン等で手に入れることが出来るはずです。

法令集の内容は毎年更新されて、けっこう変わるので戸惑うかもしれませんが、試験対策としては2014年以前のものでも有効です。

新しい法令集へのインデックス貼りと線引き用のテキストとして使ってみて下さい。

※インデックスシールは「ウラ指導」のホームページに申し込むと送ってもらえます。

教育的ウラ指導|法規のウラ指導インデックスシールの申込

なんと無料です。

現在「法規のウラ指導」は2016年の建築基準法改定に対応したバージョンを作っているそうですが、2017年版は未だに出版されていません(2017年4月現在)。

構造の勉強方法

構造は

  • 構造力学
  • 構造設計
  • 各種構造
  • 建築材料

に分けられます。

構造力学

構造力学は計算問題です。

公式がいくつも出てきますから、全部覚えましょう。

公式は覚えるとともに「理解」が必要です。

時間的には3日程度集中して公式を勉強すれば大丈夫ですよ。

このサイトでも公式一覧を作ってアップしますから、活用してくださいね。

公式を理解したらひたすら過去問で練習しましょう。

構造設計

「構造設計」は計算問題と文章問題があります。

計算問題は構造力学の公式を覚える時に一緒に勉強してしまいましょう。

構造設計の文章問題は理解することが重要ですから、ある程度じっくりと参考書やテキストを読んでノートに要点を書いて、図なども自分なりに作って理解します。

問題もけっこう難しいので、苦戦すると思いますが、焦らずやりましょう。

各種構造

「各種構造」は木造、鉄骨、鉄筋コンクリート造、SRC造の構造計算手順や数値の理解をしなければなりません。

特に構造計算の手順やルートなどはややこしく、鉄骨と鉄筋コンクリート造を混同しがちです。

じっくり腰を据えて覚えましょう。

テキストや構造単体の参考書で概要を掴み、問題集で確認する流れが良いと思います。

建築材料

「建築材料」は施工と似たような範囲ですが、材料の強度や耐久性に関する問いが出ますから材料の強度の数値や特性の知識が必要です。

参考書やテキストで範囲を把握して、問題集・解説をじっくりやりましょう。

施工の勉強方法

施工は暗記が多いです。

暗記といえば「頭文字暗記法」が役に立ちます。

施工の頭文字暗記法は今後アップしますから、少々お待ち下さい。

覚える項目が多く、紛らわしいものも多いので踏ん張りどころですよ。

ただ、難しくはないので安心してください。

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どの教科も問題集は必須です。

参考書やテキストにウエートを置き過ぎると問題をやる気力が少なくなりますから注意してくださいね。

理解がまだまだでも、問題を解くことで刺激になって覚えやすくなりますよ。

一級建築士試験の足切り点について

一級建築士の足切り点は基本的に過半を取れれば大丈夫ですよ。

計画 11点(20点満点)
環境設備 11点(20点満点)
法規 16点(30点満点)
構造 16点(30点満点)
施工 13点(25点満点)

ただし特別に難しかった時は足切り点もちょっとゆるく調整されるようです。

2015年の環境設備が足切り10点に調整されました。

一級建築士試験のオススメ参考書

一級建築士試験に合格するためには参考書は必要不可欠だと思います。

自分に合った参考書を見つけることが合格への近道ですが、どの中から選んだらよいか分からないという方が多いようなので、おすすめ参考書を選んでみました。

1級建築士スピード学習帳

一級建築士スピード学習帳の表紙画像

「1級建築士スピード学習帳」は1級建築士試験に出題されやすい項目にしぼって掲載されていることと、何よりも全教科が1冊にまとまっているということで効率よく勉強できます。

ただ、難しい法規や構造に関しては単独の参考書も検討したほうが良いかもしれません。

しかし問題集に充填を置く方(特に2年目の方など)はこの本と問題集でも十分じゃないかと思います。

一級建築士試験構造力学のツボ・構造設計のツボ

一級建築士構造力学のツボの表紙画像

「一級建築士試験構造力学のツボ」は構造力学に特化した参考書です。

一通り勉強して問題集も解いたけどいまいち理解出来ていない場合はこの本がおすすめです。

非常に詳しく且つ分かりやすいため、力学の計算問題で満点を狙いたい方にも向いています。

一級建築士構造設計のツボの表紙画像

「一級建築士試験構造設計のツボ」も同じように分かりやすいのでおすすめです。

一級建築士受験 法規のウラ指導

法規のウラ指導の表紙画像

「法規のウラ指導」は他の参考書とちょっと違い、試験問題を分解して一問一答形式に組み替えて理解しやすい工夫がされています。

この本を読みながら法令集の線引きをするのが効果的のようです。

2016年版は出版されないようですので、2015年版を使うようにというアナウンスが出ていますね。

2015年版は売り切れ続出で手に入らないかも知れません。

2014年版か、2013年版を中古で見つけて買いましょう。

イラストで分かる一級建築士用語集

イラストで分かる一級建築士用語集の表紙画像

「イラストで分かる一級建築士用語集」は一級建築士試験に出る用語を分野別に解説したものです。

実は一級建築士試験の勉強に使える用語集ってあんまりないんです。

この用語集もインデックス順ではなく分野別なんです。

正直、資格学校のテキストが一番良い用語集になっている気がします。

巻末に用語のインデックスがあるんですよ。

また、総合資格にはちょうどいい感じの建築用語集がありますよね。

何度か借りて見たことありますが、使いやすそうです。

しかし市販されてないんですよね。

勉強をしていると、「あれ、アレって何だっけ?」と急に調べたくなるんですよ。

いちいちインターネットで検索するのも面倒ですから、辞書のように使える用語集があったら便利なんですよね。

私が知っている一番詳しいインデックス式の用語集って「建築大辞典」なんですが、あれは厚すぎて持ち歩いたり頻繁に引くようなものじゃないんです。

ちょうどいい用語集があったら教えてほしいくらいです。

いかがでしたでしょうか?

今回は

  • 一級建築士試験の科目と試験時間
  • 勉強法は?
  • 足切り点について
  • オススメの参考書

という内容でお送り致しました。

一級建築士の学科試験は時間がない中でいかに効率よく勉強時間をさけるかがポイントとなってきます。

今回ご紹介した方法でぜひ合格を勝ち取ってください。

公式の覚え方や問題の解き方はまた追々アップしていきますので、時々チェックしてみてくださいね。






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