家の建て替えを検討している東京都のUさんから、ハウスメーカーの営業マンとの体験談をいただきましたので紹介します。
ハウスメーカーの営業マンがしつこいが断りきれない体験談
(東京都にお住まいのUさんの体験談)
そこで展示場を見に行ったところ、現住所を書くように言われました。
私は家にこられて営業されるのは嫌だったのではっきりと言ったところ「家には行かないです」と言われたのですが2日後ぐらいに家に来ましたね。
せめて手紙やはがき程度なら…と思っていましたが、「家には行かないです」と言っていたのでこんなにすぐ来るとは思いませんでした。
まだ旦那と話してどうするか考えている最中なのに、何度も家に来られて困っています。
展示場を見に行った時家の雰囲気は良いなと思っていたのですが、営業がしつこくて困っているのでお願いしたくないというのが本音です。
住宅の営業マンは、せっかくモデルハウスが良いなと思っても、しつこい営業をしたらイメージダウンになるっていうことを考えないんでしょうか。
営業なのでノルマなどがあり必死になっているのはわかるのですが、こちらも家を建て替えるという事は大きな決断なのでそんなすぐ決められる事ではないんですよね。
「すぐ決められないので・・・」と断りを入れても、その後も何度も来て何も変わりませんでした。
もっとはっきりと言わなければいけないのでしょうか。
せめてアポを取ってから来てもらえたら良いんですけど…
夕飯の支度などをしていて、手を離せない時に急にこられると本当にうんざりしてしまいます。
他の担当者に変更してもらうことも出来るんでしょうか?
ただ現在の段階では、「変更してください」というと新しい人で契約を進める意思があると思われるのも嫌なのでまだ聞いていません。
他の会社にも行ってみたいと思っています。
しつこくない営業のハウスメーカーってあるんでしょうか?
また、営業マンによって営業の方針が違うのであれば、見極め方を教えてほしいです。
ハウスメーカーの営業マンがしつこい場合の対策
- 1 ハウスメーカーの営業マンがしつこいが断りきれない体験談
- 2 ハウスメーカーの営業マンがしつこい場合の対策
Uさんはこれから家の建て替えを検討する段階で、住宅営業マンのしつこい営業に合ってしまいうんざりしてしまっている状況のようですね。
Uさんの体験談からは、以下のような悩み・疑問を読み取ることができます。
- 住宅の営業マンがしつこいから嫌だ
- 営業マンの訪問の断り方
- 営業マンは変更できる?
- 相性の良い営業マンの見極め方は?
以下、対策を紹介していきます。
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住宅の営業マンがしつこいから嫌だ
ハウスメーカーの営業マンがしつこいと感じる方は多いです。
ただ、実は多くのハウスメーカーの営業マン自身も「しつこいと思われるだろう」と思っているんです。
ではなぜしつこい営業をするのか?
ハウスメーカーでは、お客様について基本的に以下のように教育されます。
- お客様は住宅の素人である
- こちら(ハウスメーカー)が主導していかなければ話が進展しない
- お客様は行動することを面倒くさいと思うからこちらから訪問するのが基本だ
- 些細な要望にも訪問して答えるべきだ
- できれば毎日訪問して「来るのが当たり前」状態にするのが良い
このように教育されています。
つまり、営業マンはみんな訪問したくないのですが、教育によって訪問することがお客さんにとっても良いことだと教わるのです。
嫌われるのがイヤで訪問できない営業マンは、やはり成績が伸びなくて早く転職してしまうと言われています。
私の知り合いにも「元住宅営業マン」が何人かいます。
中には成績は優秀でしたが、ストレスで体を壊してやめてしまった人もいます。
心底「訪問することがお客様のため」だと信じている営業マンは少ないんですね。
「しつこい」と感じるお客さんが多い一方で、実際にハウスメーカーの教育が正しいケースもあります。
後から考えれば「最初に熱心に通ってくれた○○さん(営業マン)のおかげで家が建てられた」と感謝する施主は意外と大勢いるんですよ。
まだ色々検討したい段階で家に頻繁に訪問されるのは抵抗ありますが、話が進展するかどうかは営業マンの人柄によるところが大きいと言えますね。
営業マンの訪問の断り方
Uさんはハウスメーカーの営業マンへの断り方に悩んでいます。
上述したように、ハウスメーカーの教育ではしつこい(熱心な)営業はお客様のためとなっていますから、多少断られようがお構いなしに(本当は大変なストレスを感じながら)また来ます。
本当にもう来てほしくないようでしたら、その理由をきちんと伝えることが必要です。
- 家を建てる計画が無くなった
- 他のハウスメーカー(住宅会社)で建てることに決まった
などですね。
「とりあえず今はまだ来なくて良い」
というのは、一般的にあまり通用しません。
計画が進まずにズルズルと長引くのは「お客様のためにならない」からです。
長引くのはビジネス的にも良くないですから、白黒ハッキリするまでとことん営業する方が双方にとって良いという判断ですね。
そのくらいの営業をされるという事をあらかじめ知ってから、モデルハウスなどに足を運ぶようにした方が良いかもしれません。
営業マンは変更できる?
ハウスメーカーの営業マンは簡単には変更できないと考えていたほうが良いです。
住宅の営業は準備を含めて仕事全体のスパン(期間)が長いです。
一般的に、お客さんと営業マンが初めて合った日から、家が完成するまでに1年~1年半かかります。
そして大きなお金が動く分、1件の仕事に対する会社からの評価(給料・ボーナス等への影響)も大きいんです。
同じ事務所の営業マンはお互いに大変な仕事をしているという仲間意識が強いですし、仕事を取り合うということはしません。
そのため、営業マンがよほどおかしなことをしない限り(嘘を言ったり約束を何度も破ったなど)、変更は難しいと考えましょう。
ですが、
「どうしてもそのハウスメーカーで建てたいが営業マンとのフィーリングが合わないので、他の営業マンで打ち合わせを進めたい」
と考えている場合は、そのハウスメーカーの事務所の責任者(支店長など)に連絡して思いを伝えることで変更してもらえる可能性はあります。
相性の良い営業マンの見極め方は?
自分と相性の良い営業マンの見極め方は、会話の中でのフィーリングを重視してください。
相手の受け答え方や間のとり方、何となく口にする言葉の選び方など、自然と会話が盛り上がるイメージが湧くかどうかで合う・合わないを判断します。
ただし、あまり長く考えずに連絡先を教える前に判断することをおすすめします。
あまり様子をうかがっていると、相手も何か試されているのかな?と勘ぐってしまうので。
また、上述したように担当者として付いてしまうと、変更が難しくなります。
初めて会って話したときの印象で決めると良いですね。
ハウスメーカーの営業マンは、あなたにとって長く膨大な打ち合わせを共に進めていく仲間となりますから、フィーリングはとても大切です。
たくさん会話しますからね。
こればかりは自分の感覚を信じて決めてください。
そして、「仲間」を最後まで信頼し続けることが家づくりを成功させる大きな要因となります。
以上、今回はハウスメーカーの営業マンがしつこくて断り方に悩んでいるという体験談と、対策法を紹介しました。
参考にしていただければと思います。