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家カフェ注文住宅【2024年12月版】

評判の悪いハウスメーカーはS社?

ハウスメーカーや工務店を探す際に、口コミや評判は貴重な情報源です。

各社のホームページやモデルハウス、パンフレットではわからない悪い部分についても知ることができるからです。

しかし、インターネットで見られる口コミや評判の中には、嘘の情報や間違った情報も多く、すべて信じてしてしまうのは非常に危険です。

悪い評判の多いハウスメーカー=悪いハウスメーカー?

悪い評判がいくつも書かれていると、なんだか利用するのが怖くなってしまう人は少なくないはず。

しかし、悪い評判が多いから必ずしも悪いハウスメーカーだとは限らないのです。

悪い評判の例

特に悪評が目立つハウスメーカーの一つが積水ハウスです。

幾つかピックアップして紹介します。

・営業がしつこい
展示場を訪れた日から営業の電話が何度もかかってきてうっとおしい。
連絡もなく家に訪問してくることもありとても迷惑。

・話を聞いてくれない
打ち合わせをしても設計担当に話が伝わらず、担当を変えてくれるように頼んでも聞いてくれなかった。

・契約金を返してくれない
対応が悪く契約を解消することにしたが、契約金のうち返還されたのはわずか。
残りも返して欲しいと言っても全く返答がない。

・高い
安いと聞いて興味を持ったが、話を聞くうちにオプションが非常に高価だと分かった。
モデルハウスやカタログにのっているような家にするためには標準仕様ではとても足りない。

・不具合がどんどん出てくる
家の完成後、壁紙が剥がれる、ドアや窓の閉まりが悪い、天井に雨漏りの染みができるなどの不具合が日に日に増えていく上に、メンテナンスや修理などの対応も甘い。

大手ほど悪い評判は多くなる

なぜ積水ハウスにはたくさんの悪い評判があるのでしょうか?

それは簡単です。

最大手だからです。

まずハウスメーカーの年間販売戸数のランキングを見てみましょう。

1位:積水ハウス(12,158戸)
2位:一条工務店(約12,000戸)
3位:セキスイハイム(10,200戸)
4位:ヘーベルハウス(9,848戸)
5位:タマホーム(9,386戸)
6位:大和ハウス(8,716戸)
7位:住友林業(7,900戸)
8位:ミサワホーム(6,508戸)
9位:パナソニックホームズ(5,120戸)
10位:トヨタホーム(4,308戸)

積水ハウスの販売戸数は10位のトヨタホームの3倍近くもあります。

評判も3倍あると考えて良いでしょう。

そして、住宅に限らず評判の母数が増えれば増えるほど悪い評判の数も増えていきます。

どんなに気をつけていても必ず一定割合で悪い口コミはつくものです。

これは防ぐことができません。

数が多ければミスや欠陥の数も同じように増えていきますし、誰も悪くないのに運が悪いせいで住宅に不具合が生じるケースも増えていきます。

また、少しの不具合でもおおげさに話したりする人や、無理な要求をしたりするクレーマー母数が増えるにつれ目立ちやすくなります。

つまり、販売戸数の多い大手ハウスメーカーならある程度の悪評がついているのは当然で、むしろない方が不自然と言っても良いのです。

これは積水ハウスでも他の大手ハウスメーカーでも同じです。

そのため、悪い口コミがあることだけをハウスメーカー選びの基準にするのは危険です。

そんな選び方をしていると、口コミの少ない小規模な業者しか選択肢に入らなくなってしまいます。

業者の自作自演で行われているレビューに騙される可能性も高くなります。

大手ほど悪い口コミが目立つ理由

販売戸数が多い以外にも、大手ハウスメーカーの口コミに悪いものが多い理由があります。

まず、住宅価格が高いこと。
ここで大手ハウスメーカーの平均坪単価ランキングを見てみましょう。

1位:三井ホーム(本体価格:3,954万円、坪単価:93.8万円)
2位:住友林業(本体価格:3,770万円、坪単価:93.1万円)
3位:積水ハウス(本体価格:3,770万円、坪単価:87.0万円)
4位:ヘーベルハウス(本体価格:3,074万円、坪単価:84.9万円)
5位:大和ハウス(本体価格:3,370万円、坪単価:84.3万円)
6位:セキスイハイム(本体価格:3,030万円、坪単価:80.6万円)
7位:パナホーム(本体価格:3,473万円、坪単価:80.3万円)
8位:ミサワホーム(本体価格:2,712万円、坪単価:72.9万円)

比較的安価なハウスメーカーであれば、坪単価50~60万円台で建てられます。

大手ハウスメーカーの家が高いのには色々と理由がありますが、それが何であれ住宅価格が上がれば当然期待も高くなります。

ここで運悪く欠陥住宅を引き当ててしまった場合、期待が大きい分だけ落胆も大きく、口コミも厳しいものになります。

坪単価40万円台のローコスト住宅なら「安いから仕方ない」と諦められるような問題でも、坪単価が80万円を超えるような大手ハウスメーカーの住宅では自然と不満が大きくなってしまうのです。

他にも理由はあります。

大手ハウスメーカーは注目度が高く、評判を気にしている人も多いです。

そのため、悪い評判を書けば簡単に注目を集められます。

アクセス数を稼いだり、注目を浴びて目立ちたいと考えたりしている人が、愛を持って悪い評判を書いているケースも少なくないです。

口コミをチェックする際には、本当に信頼できるのかをよく考え、そうでない場合には流し読み程度にとどめておくのが賢いでしょう。

品質のブレは大手ほど少ない

悪評の目立ちやすい大手ハウスメーカーですが、品質のブレは規模の大きいハウスメーカーほど生じにくいです。

大手の場合どこも自社工場や協力工場があり、建材の生産や加工はほとんどその工場内で行います。

品質の管理はまとめて行い、どのようにチェックするのかも完全にマニュアル化されています。

自社工場を持たない小規模な業者の場合、木材などの加工は現場で行うことになります。

品質は個々人の能力に左右され、運悪く腕の悪い職人に当たると悲惨なことになります。

チェック体制がしっかり整っている業者もありますが、そうでない場合は欠陥住宅になりかねません。

信頼できる評判は?

ハウスメーカーや工務店の最も信頼できる評判は、友人や知人など、顔を合わせられる関係の人から聞くことです。

面と向かって簡単に嘘をつける人は多くありません。

また、各社が開催している「既に人が住んでいる家を訪問する見学会」も貴重な機会です。

実際に家を使っている人の声を直接聞くことができます。

また、ハウスメーカーは優秀な営業さんに担当してもらえるかが実は一番重要です。

たとえ素晴らしいハウスメーカーでも担当の営業さんが仕事のできない人だと良い家はできません。

ですので、スーモカウンターなどを介して優秀な営業さんに担当してもらうことはかなりおすすめです。

(参考)スーモカウンターで優秀な営業さんを紹介してもらうと、紹介料はいくらかかる?

人気ハウスメーカーランキング

世の中に数多くあるハウスメーカー。

その中から自分にピッタリのハウスメーカーを探すのはなかなか大変な作業です。

今回は、そんなハウスメーカー選びのヒントになる、人気のハウスメーカーランキングを紹介します。

紹介するランキングは、オリコンが大手住宅メーカー48社で実際に家を建てた14,132人を対象に行ったアンケートが元になっています。

建ててよかった! 人気ハウスメーカー満足度ランキング

1位:スウェーデンハウス
2位:ヘーベルハウス
3位:積水ハウス
4位:住友林業
5位:三井ホーム
6位:パナソニックホームズ
7位:セキスイハイム
8位:大和ハウス
9位:ミサワホーム
10位:トヨタホーム

家計に嬉しいローコスト住宅人気ランキング

1位:富士住建
2位:ユニバーサルホーム
3位:クレバリーホーム
4位:レオハウス
5位:ヤマダホームズ
6位:アイフルホーム
7位:タマホーム
8位:アエラホーム

安さも機能も! コスパの良いハウスメーカーランキング

1位:一条工務店
2位:住友不動産
3位:サンヨーホームズ
4位:日本ハウスホールディングス
5位:桧家住宅
6位:イシンホーム
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