FPによる注文住宅情報サイト

家カフェ注文住宅【2024年11月版】

住友林業の外観デザインの特徴は?タイルや和モダン・格子柄の画像も

日本を代表する大手ハウスメーカーのひとつ、住友林業。

会社名や宣伝広告の落ち着いたイメージで、高感度ナンバーワンとも言われています。
 

 

住友林業の家は、外観デザインや間取りの違う12種類の商品があります。

たくさんあるので、なかなか一度に把握できる機会がないですよね。

そこで今回は、住友林業の商品それぞれについて、外観デザインの特徴をまとめました。

後半では実例画像を紹介しています。

ハウスメーカー選定の参考にどうぞ(^^)

住友林業の家商品ごとの外観デザインの特徴は?

住友林業の家商品は12種類あり、それぞれが特徴的です。

各商品の外観デザインの特徴をみていきましょう。

前半は商品ごとの解説、後半はまとめです。

  • 住友林業の家・全商品の外観デザインの解説
  • 住友林業の家・全商品の外観デザインまとめ

住友林業の家・全商品の外観デザインの解説

住友林業の家全商品の外観デザインを一つずつ見てみましょう。

住友林業「Green Smart」の外観デザインの特徴

住友林業最先端技術を詰め込んだ木の住まいが、Green Smartです。

中身はスマートハウスですが、外観は少し和風のテイストが入ったモダンな感じですね。

スマートハウスには太陽光発電システムが必須ですから、デザイン的にも切妻屋根が向いています。
↓切妻屋根

↓寄棟屋根

※最近では寄棟屋根タイプにも設置可能な大容量太陽光パネルが発売されています

玄関とリビングを隔てる袖壁が、プライバシー確保の機能を持ちつつデザイン上のアクセントとなっていますね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「The Forest BF」の外観デザインの特徴

The Forest BFは、住友林業の独自構法「ビッグフレーム構法(BF構法)」を活かした耐震性と開放感を両立した木造住宅です。

住友林業における、事実上の基本商品と言えます。

このThe Forest BFを基本としてオプション等の調整により、他の商品が形成されているんです。

The Forest BFの外観の特徴は、開口部(窓)の大きさと、フラットな屋根を持つ四角い見た目です。

上の画像は鉄骨住宅かな?

と思ってしまうような見た目ですよね。

アクセントとなる「煙突」はフランク・ロイド・ライトの建築作品・「落水荘」をモチーフにしたものです。

構法的な特徴が外観に表された、無駄のない機能美が魅力となっています。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「mamato」の外観デザインの特徴

mamatoは、子育て世代の女性のニーズに答えた、生活動線を研究し尽くした機能的な家です。

外観はシンプル且つかわいい印象となるように、勾配の急な切妻屋根を正面に配し、入り口付近をオレンジ等のアクセントカラーに設定しています。

ファサードはプライバシー確保の観点から閉鎖的にし、プライベートスペースとなるリビング・ダイニングへ外からの視線が届かないよう工夫されていますね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「konoka」の外観デザインの特徴

konokaは、女性のインテリアに関するニーズを取り入れた家です。

内装や外観も多彩なバリエーションで細かく選択できます。

388ものプランがありながら、共通のコンセプトを持ち、調和のとれた落ち着いた外観となっています。

スマートハウスであるため、屋根には必ず太陽光発電パネルが搭載されています。

デザイン的に寄棟屋根を推奨していますが、屋根形状に合わせた専用の太陽光パネルにより大容量発電が可能です。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「My Forest [GS]」の外観デザインの特徴

木のアクセント壁が印象的なMy Forest [GS]は、名前の通りお気に入りの木によってスタイルを作っていく木にこだわった家です。

My Forest [GS]は、マルチバランス構法を採用しており、外観デザインの美しさを時を経る度に味わい深いものになっていくことを想定して考案されました。

マルチバランス構法とは、塗り壁の下地でありながら高い壁倍率(5.0)を誇る「きづれパネル」や、最も良いバランスでの構造設計を可能とした住友林業オリジナルの構造計算システム「WiNX」等の構造技術を組み合わせています。

そうすることで、オーガニックなイメージの外観を持ちながらも耐久性・耐震性をも併せ持った家となっているんです。

木や塗り壁は、自然のものに近い素材で、家の外観に用いることでデザインをひきたてます。

自然と同化したようなデザインを「オーガニックなデザイン」と言ったりしますが、こうしたオーガニックなデザインは経年変化を「劣化」ではなく「味わい」に変えてくれるんです。

補修や交換が必要な「劣化」ではなく「味わい」なので、高額な再塗装費がかからず経済的な家といえますね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「ikiki」の外観デザインの特徴

ikikiは、親との同居による嫁または婿のストレスを軽減させる目的でプランされた二世帯住宅です。

ikiki(イキキ)とは、「活き活き」と「(世帯間の)行き来」をかけ合わせたネーミングですね。

外観は大地に根を張ったような安定感のあるデザインとなっています。

こうしたデザインは、軒を深く出し、上下の開口部(窓)の位置や高さを揃えることで実現します。

ikikiのデザインはシンプルですがこの調和のあるデザインは、妥協のない見た目へのこだわりと間取りや配置の合理性を両立出来ないんです。

デザインと機能のどちらかを犠牲にするということのない家ですね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「GRAND LIFE」の外観デザインの特徴

GRAND LIFEは、平屋の良さを活かしたデザインと間取りプランが魅力の家です。

デザインは平屋の特徴である大きな屋根が印象的です。

また、全周を塗り壁仕上げとしていますね。

塗り壁は本来、ホコリや雨の汚れが吸着しやすい素材です。

しかし、GRAND LIFEの壁は深い軒に守られています。

そのため、風雨による汚れや紫外線による劣化を防ぐことができるんです。

軒が深いことから、北面が日陰になっている時間が長くなるため、コケが生えやすいことが注意点です。

しかし、オーガニックなデザインによってコケも「味わい」と思えるように工夫されています。

平屋は2階建ての家に比べて割高になります。

上の図で分かるように、同じ部屋の面積でも屋根と基礎は総二階の家に比べて二倍になるからです。

しかし、将来的な外壁の補修工事や塗装のリスクが少ない分、長期的にはプラマイゼロかお得になるとも考えられますね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「BF Gran SQUARE」の外観デザインの特徴

BF Gran SQUAREは、BF構法による自由度の高さを利用し、デザイナーによる「邸宅設計」をコンセプトに考案された上級グレード商品です。

外観の特徴は、とにかく普通ではないようなデザイン性豊かなところです。

一般常識にとらわれない大胆なデザインを取り入れたい場合にぴったりですね。

BF Gran SQUAREには決まったイメージはありません。

それぞれの家が個性をもっていて、同じものが無いところが特徴です。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「和楽」の外観デザインの特徴

和楽は、純和風あるいは和モダンの様式を取り入れた家です。

純和風仕様の和楽の特徴は、本格的な様式美です。

瓦屋根や銅葺きの庇、漆喰壁や土壁、木の戸袋など日本家屋へのこだわりを実現できます。

本物志向の人にぴったりですね。

和洋折衷デザインの家が多い日本において、純和風はこれからのトレンドとなる兆しが有ります。

和楽 雅のような純和風ラインナップは、大手ハウスメーカーでは珍しいです。

積水ハウスの「縁の家」も純和風シリーズですが、深く薄く出した低い軒などのディテールはこちらの和楽 雅のほうが本格的と言えますね。

 

 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「PROUDIO」の外観デザインの特徴

PROUDIOは、限られた土地スペースを有効利用する都市型3階建て住宅です。

外観はビルの様に四角いモダンなデザインです。

上下階の開口部(窓)の位置や、同一階の窓の上端を庇のラインと揃える工夫がされていて、調和がとれたデザインとなっています。

こうしたデザインの基本コンセプトは、住友林業の全商品に共通したものです。

このような部分をみると、住友林業はしっかりした基本デザインを持ったハウスメーカーだということが分かって、非常に頼もしく感じます。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「BF-耐火」の外観デザインの特徴

「BF-耐火」は、基本商品であるThe Forest BFの耐火建築物バージョンです。

防火地域等に一定の規模以上の家を建てる場合、「耐火建築物」とする必要があります。

木造の建物でも、さまざまな工夫により耐火建築物とすることが出来るのですが、ゼロから設計する場合、大幅なコスト増が予測されます。

しかし、この「BF-耐火」は耐火建築物仕様を商品として標準化しているため、コストにおいて有利です。

デザイン性を損なうこと無く耐火建築物を建てたいと考える場合にぴったりの商品ですね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業「DUE CLASSO」の外観デザインの特徴

DUE CLASSO(ドゥーエ・クラッソ)は、共働き夫婦のための共働き夫婦によるアイデアが詰まった新しいコンセプトの家です。

「生活スタイルの提案」という考え方を取り入れています。

①リビング派(日常的なリラックスを重視)
②チームワーク派(家事をみんなで分担してママの負担を軽減)
③ラグジュアリー派(休日を贅沢にしたい)

の3つのスタイルを選択して方向性を決めてから、プランニングしていく手法です。

外観は2つのタイプがあります。

  • モダン
  • カジュアル

いずれも帰ってきたときにホッとするような、落ち着いた外観になっていますね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業の家・全商品の外観デザインの特徴まとめ

上で解説した全商品のまとめです。

一覧表で確認してみましょう。

商品名 商品コンセプト 外観デザインの特徴
Green Smart スマートハウス 和モダン
The
Forest BF
基本商品 ・フラット屋根
・鉄骨風
mamato 子育てママの
 ニーズを反映
かわいい
konoka 女性の
 インテリアに関する
 ニーズを反映
シンプルで
 落ち着いた外観
My Forest
[GS]
木にこだわり有り オーガニック
ikiki 二世帯住宅 オーガニック
GRAND LIFE 平屋 オーガニック・和風
BF Gran
SQUARE
上級グレード 無限の
 バリエーション
和楽 本物素材を使用 ・純和風
・和モダン
PROUDIO 3階建て ・シンプルモダン
・鉄骨風
BF-耐火 耐火建築物 ・シンプルモダン
・鉄骨風
DUE CLASSO 共働き夫婦に特化 ・モダン
・カジュアル

 
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業の家の外観画像

住友林業の家の特徴である

  • タイル
  • 和モダン・格子

の外観画像を集めてみました。

住友林業のタイルを使用した外観画像

タイルは高価な材料なので、家の全面をタイルでやろうとするとかなりの金額になってしまいます。

アクセントとして効果的に使いましょう。

※もし、四方の壁全面すべてをタイル仕上げにした場合、一般的な外壁(窯業系サイディング等)に比べて、300〜400万円プラスになります(延床面積が30坪程度の場合)。
 

↓白くて美しい横張りのタイル

タイルは汚れに強い素材ですが、色が白くて横張りの場合は注意が必要です。

横ラインなので、雨水が溝に残りやすくなります。

長く美しさを保つには、雨の後にはホースで水洗いすると効果的です。

しかし、非常に大変なのでほとんどの方は継続できずに1回でやめます。
 

↓クラシカルな褐色のタイル

建築家フランク・ロイド・ライトの作品『ロビー邸』を彷彿とさせるデザインに有効です。

徐々汚れは付きますが、完成時よりもむしろ味が出るので、かえって年を経た後の方がかっこよくなります。
 

↓塗壁との愛称も良い

褐色系タイルと、アースカラー(茶色・黄色・ベージュ・緑色等)の塗り壁は非常によく合います。

自然の中に溶け込むようなデザインに最適です。
 

↓アクセントとしてバランス良く配置されている

玄関上部の門型部分、煙突モニュメント部分、左端の装飾壁部分をタイル仕上げとしています。

タイルの柄・色は統一していて、シンプルなコーディネートですね。
 

↓重厚なモノトーンのタイル

ファサード(正面)となる部分全面を同じ色のタイルでマッシブに仕上げています。

重い感じを出すことは、荘厳さや堅牢さの表現ですね。
 
 

▲ 目次に戻る

住友林業の和モダン・格子の外観画像

住友林業の家のイメージは、モダンな中に縦格子などを使ってちょっと和風の味わいを混ぜたデザインが定着しています。

ここで紹介するのは、

  • 住友林業らしい和モダンの家の外観
  • 和モダンの中でもワンポイントで縦格子を使用した外観

です。

和モダンの家の外観

↓玄関付近に丸窓を使用

ポピュラーないかにも「和モダン」といった感じの家ですね。

丸窓を正面に採用して、ソフトなイメージを出しています。
 

↓シンプル和モダン

シンプルモダンの住宅です。

白い塗り壁と黒い軒天井や笠木のコントラスト
浅い角度の切妻屋根の組合せ

等の工夫によって、どことなく和を感じさせます。
 

↓色合いと素材によって和の雰囲気を出している

屋根や手すり等のデザインは洋風です。

しかし、色合いと外壁の一部に木を使うことで和の雰囲気を出しています。
 
 

▲ 目次に戻る

縦格子を使用した家の外観

和モダンのデザインでより深みを出すには縦格子が有効です。

見る角度によって雨降側が透けて見えるので、奥ゆかしさを表現できます。
 

↓本体外側の壁に大胆に格子を使用

家本体とは別構造の外部壁に格子を使用することで、家が奥の方に透けて見える効果があります。

見る角度によって家本体の見え方が変わります。
 

↓バルコニー部分に使用

格子が外壁と同一面にフラットに付いていますね。

格子の向こうにはバルコニーがあり、デザイン性とともに住宅部分のプライバシーを守る機能を持たせています。
 

↓玄関のプライバシーを守る

玄関を開け閉めするたびに家の中が外から見えてしまわないように、玄関ドアを格子で隠す手法です。

軒天井も濃い色としていて格子との統一感があり、外壁の白とのコントラストも良いですね。
 

↓ファサードのキューブ部分に大胆に使用

家全体で最も印象的な部分の装飾に格子を使用しています。

この部分を格子とすることで和のテイストが強まり、奥ゆかしくなっていますね。
 


 
以上、今回は住友林業の外観デザインの特徴とタイルや和モダン・格子を使用した実例画像を紹介しました。

ハウスメーカー選定の参考にして頂ければと思います。

  • B!