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家カフェ注文住宅【2024年11月版】

スーモカウンターの建売住宅と注文住宅の違いは?

夢の一戸建てマイホーム。マンションにもメリットはありますが、家を持つならやはり戸建ては憧れです。しかし、実際に家を買うとなると「注文住宅」と「建売住宅」のどちらにするか決めなければなりません。

注文住宅は間取りを自分で決められて楽しそうで、建売住宅は安そうなイメージがありますが、実際には他にも様々な違いがあります。

今回は、建売住宅と注文住宅の違いと、選ぶ際のポイントについて簡単に解説していきます。

 

◯注文住宅と建売住宅の大きな違い

建売住宅は完成した建物と土地がセットになった商品です。

一方、注文住宅は設備や間取り、デザインを決めてから家を建てます。

つまり、建売住宅は家を選ぶ時点ですでに家が完成しており、注文住宅の場合はまだ家がない状態ということになります。

 

建売住宅の場合、完成品を買うことになるため、間取り・設備・内装・デザインを変更することはできません。その代わり、誰でも使いやすいようなベーシックなものになっています。

購入時点では家がまだできあがっていない建売住宅もありますが、その場合も多少壁紙や設備を選べるだけで、変更はほとんどできません。

しかし、自由度がまったくない代わりに、物件さえ決まれば短時間で住み始めることができます。土地を別個に探したり、家の使用をあれこれ話し合ったりする必要もありません。

転勤や子どもの進学を控えていて、早めに引っ越ししたいという場合にはこちらがおすすめです。

 

建売住宅のデメリットとしては、建築中の様子が分からないということがあげられます。完成してしまうと壁の中や床下の様子は分からないため、手抜きや欠陥があっても気が付きにくいです。

 

注文住宅では、建物とは別に土地を探しておく必要があります。好きな場所に建てることはできますが、土地購入費の発生や土地探しにかかる時間と手間については気をつけておく必要があります。

建売住宅とは違い、間取りやデザイン設備などは自分で決めることができます。ハウスメーカーや予算の都合もあるため何もかも自由に望み通りの家にするのは難しいですが、理想に近いマイホームを実現できます。住まいにこだわりがあり、時間や打ち合わせの労力がかけられるなら注文住宅はおすすめです。

 

また、建売住宅と違い、建築途中の様子を確認できるのもメリット。素人で詳しいことは分からなくても、「施主に見られている」というだけでかなりの抑止力があります。

 

注文住宅をどこで建ててもらうか

建売住宅に決めた場合はすぐに物件探しを始められますが、注文住宅を選択した場合は、どんな会社に建ててもらうかも考えなくてはいけません。

 

注文住宅を扱う会社は以下の3つに分けられます。

・ハウスメーカー

・工務店

・設計事務所

 

・ハウスメーカー

広い範囲で注文住宅を扱う比較的規模の大きい会社です。

設計はハウスメーカーの社員が、実際の施工は下請けの工務店が行うというパターンが多いです。基本的にやり取りはすべて営業担当を介して行われます。

ハウスメーカーの場合、パーツを大量生産したり建材を大量入荷したりしているため、間取りやデザインはあらかじめ決められたパターンに縛られやすいです。

その代わり品質管理が行き届いており、安定した品質が望めるのは魅力。各社で研究開発も積極に行っているため、最新の技術を取り入れた家づくりができます。工期も比較的短いです。

その一方で価格は高くなりやすいです。

 

各地にモデルハウスを持っているハウスメーカーが多く、実際の建物を確認できるのもメリットです。

 

・工務店

地元で注文住宅などを扱う規模の小さい住宅会社を指します。設計から施工まで自社で行うため、実際に家を手掛ける職人との距離も近いです。

ハウスメーカーに比べて自由度の高い家づくりが可能で、地域の特性や風土に合わせた配慮もあります。品質や工期については、工務店によってまちまちで、どこの工務店を選ぶかがとても重要になります。

 

直接自社で施工を行うため、同じ家を建てるなら工務店の方が安上がりです。

 

・設計事務所

設計専門に手掛ける会社です。施工は提携工務店で行うこともあれば、自分で工務店を探さなければならないこともあります。

設計のエキスパートのため、いろいろな要望に応えられるのが魅力。他の人とは違う、オンリーワンのマイホームを建てられます。

 

こだわった家は建設費用もかかりますが、自分で工務店を選べる場合、いくつかの工務店に見積もりを依頼し、その中で最も安い工務店を選ぶということもできます。

 

 

 

◯建売住宅と注文住宅、どちらが高い?

一般的には建売住宅の方が安いといわれています。しかし、注文住宅を建てる際は予算に合わせて家づくりを進めていくことになるため、価格は予算次第。絶対に建売住宅が安くなるとは限りません。

 

もちろん、オーソドックスな家を建てるなら圧倒的に建売住宅の方が有利ですが、人によっては建売住宅では不要な設備や部屋がある場合もあります。こうした無駄を省いた家づくりを行えば、注文住宅の方が安上がりになることもあるのです。設備や機能を重視する代わりに、その他の仕様はシンプルにするというコントロールも行えます。

 

 

◯どちらを選ぶべきか

建売住宅にも注文住宅にもそれぞれ良いところと悪いところがあり、一概にどちらが優れているとはいえません。

急いで家を買うなら工期に振り回されない建売住宅がおすすめですし、じっくり時間をかけられるなら注文住宅の方が満足度を得られます。他にも、家族構成やライフスタイルによっても、選ぶべきものは変わっていきます。

まずは、今どんな生活をしているか、将来どんな生活をしたいか家族で話し合ってみてください。住まいや生活の不満・希望を話し合ううちに、どんな住まいが向いているかが見えてくるはずです。

 

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