タツミプランニングは横浜を拠点としている比較的新しいハウスメーカーです。
ホームページのデザインを見てもわかるように、高品質でアーティスティックな住宅づくりを提案していることが特徴です。
今回は、タツミプランニングの注文住宅の特徴と、評判、坪単価について特集します。
※2023年1月1日にタカマツビルド株式会社に社名変更しています。
公式サイト:https://takamatsu-build.co.jp/
タツミプランニングの特徴の1つが、ARCHIST HOUSEと呼ばれる、デザイン性の高い注文住宅です。
社内に設計プロ集団「デザイン・ラボ」を抱えています。
彼らは設計業務だけを行っている集団なので、自由な発想で設計をしています。
タツミプランニングで設計された家は、メディアで取り上げられる実績も多いです。
特にタツミプランニングのオリジナル商品である「魔法びんハウス」は冬でも夏でも快適な家ということで人気が高いです。
さらに、断熱材の専門集団であるグループ会社「株式会社エコモコ」を立ち上げました。
建築業界で珍しくベンチャー的な風土のある会社だと言えます。
タツミプランニングの注文住宅には、断熱性や気密性に優れた住宅を多く提供していることが特徴です。
それは、グループ会社に断熱材の専門集団を抱えているからです。
一般的な断熱材であるグラスウールやロックウールは、ビス等で断熱材を固定することから、熱で素材が劣化し、ずれ落ちてしまうこともあります。
一方、ecomocoは「ウレタンフォームを液体のまま吹き付け、建物の形状に合わせて発泡・密着させる」という工法によってこの問題をクリアしています。
長期間ずれ落ちることなく、メンテナンスフリーで断熱材としての性能を発揮し続けることが可能です。
また、地中熱を利用した熱交換型換気も可能です。
冬でも素足で歩けて床暖房いらずというコンセプトの元に開発されました。
夏は冷たく、冬は暖かい床下地中熱を利用する仕組みのため、エアコンの運転能力が低めの設定で、快適に過ごすことができます。
特に床下は室内に近い環境になるため、冬の底冷えも防止でき、床暖房の無い生活も実現可能です。
タツミプランニングの評判は2つに分かれています。
1つは、営業マンの遅刻が多いことや、打ち合わせでの態度が悪いなど、マナー面の素行が挙げられています。
これは、ベンチャー企業的な会社ですから多少ルーズな社風かもしれません。
一方で、高い技術力を発揮した魔法瓶ハウスやデザイン性の高い住宅にはとても良い評価が得られています。
営業マンのマナーについては、直接会社へ問い合わせることで解消されるものと思います。
それができなければ担当を変えてもらうのも方法の1つです。
タツミプランニングの坪単価は設定されていませんが、価格の目安としては、延床面積45坪の場合で坪単価40万円~程度のようです。
坪単価が設定されていないのは、完全な自由設計のためです。デザインにこだわる住宅には、標準装備という考えがありません。
そのため、全て個別に材料や設備を発注することができます。
価格を自由に設定できる反面、オプションをつけすぎると予算オーバーになるので注意しましょう。