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一条工務店の外壁はどれがおすすめ?

選べる3種類の外壁

一条工務店では「モルタル」「サイディング」「ハイドロテクトタイル」の3種類の外壁から選ぶことができます。

モルタルは昔からある外壁材ですが、汚れやすくきれいに保つためには定期的なメンテナンスが必要です。ただ、最近では水で汚れを落ちやすくした塗装のものなど、高機能なモルタル外壁も登場しています。

サイディングは安価で耐水性が高く、非常によく使われる外壁材です。色やデザインのバリエーションも豊富です。塗るのではなくタイルを貼るように施工していきます。

ハイドロテクトタイルはサイディングをより高機能に進化させた素材で、汚れが落ちやすく、耐久性が高いです。一条工務店ではこのハイドロテクトタイルを採用する人が非常に多いです。

それぞれの特徴

モルタル

・デザイン

非常に多くの家で使われている外壁材で、色や質感のバリエーションが豊富です。職人が塗って仕上げるため、オリジナルの見た目にすることもできます。

ただ、一般的なモルタルは汚れがつきやすく、黒ずみやすいです。

長期間手入れを怠ると表面がひび割れ、見た目が悪くなったり、防水性が失われたりする原因になります。

・メンテナンス周期

モルタルの場合、8年から10年に一度メンテナンスが必要です。耐用年数は30年で、その後は塗り直しが必要になります。

・価格と費用

建設時の費用は100万円、メンテナンスは10万円、耐用年数を過ぎた後の塗替えには初期費用と同じく100万円かかります。

費用については家の大きさや素材などによって違うため、あくまで目安になります。

30年以上住む場合、初期費用で100万円、10年目と20年目のメンテナンスで合わせて20万円、30年目の塗替えでまた100万円かかります。30年以上住むためには、初期費用とあわせて220万円かかります。

サイディング

・デザイン

既製品の中から選ぶことになりますが、色や柄のバリエーションは非常に豊富。樹脂系サイディングや窯業系サイディングの他、金属系のものや木質系のものまでどんなテイストにも対応できます。

今新しく建てられている注文住宅のほとんどがこのサイディングです。

・メンテナンス周期

耐用年数は40年前後ですが、メンテナンスの周期は材質によって異なります。

樹脂系サイディングでは10年~20年、窯業系サイディングでは7年から10年、金属系サイディングでは10年から15年、木質系サイディングでは10年前後でメンテナンスが必要です。

サイディング自体は耐久性に優れているのですが、サイディング同士の継ぎ目部分のシーリングが劣化しやすく、定期的なメンテナンスをしなければ雨漏りやシミの原因になります。

・価格と費用

初期費用は150万円、メンテナンスは70万円、貼り替えは150万円が目安です。耐用年数は長いものの、メンテナンスには費用がかかります。

ハイドロテクトタイル

・デザイン

色は、ブラック・ホワイト・オレンジ・ピンク・ブラウンの5色。2色まで組み合わせて使うことが可能です。

デザインもカラーもごくオーソドックスなもので、派手なカラーや個性を求める人には少し物足りないかもしれません。

・メンテナンス周期

メンテナンス周期はなんと30年。耐用年数は60年と一般的なサイディングの倍です。

交換やメンテナンスの頻度を抑えられるため、費用もかなり節約できます。

・価格と費用

初期費用は30万円ほど格安。メンテナンス費用は60万円。耐用年数は60年ですが耐用年数を過ぎてもタイル自体の張替えは不要で、メンテナンスの継続のみ行います。

メンテナンスで行うのは、タイルをつなぐシーリング部分の補修です。サイディングと同じく、ハイドロテクトタイルでもこのつなぎ目の部分が最も劣化しやすくなっています。

3つの外壁材の費用を比較

・初期費用

モルタル:100万円

サイディング:150万円

ハイドロテクトタイル:30万円

・メンテナンス

モルタル:10万円

サイディング:70万円

ハイドロテクトタイル:60万円

・交換

モルタル:100万円

サイディング:100万円

ハイドロテクトタイル:なし

こうして比べてみると、ハイドロテクトタイルのコストパフォーマンスの良さが一層際立ちます。

ハイドロテクトタイルの特徴

ハイドロテクトタイルについて、コストパフォーマンス以外の部分もチェックしてみましょう。

空気浄化機能

ハイドロテクトタイルにはTOTOの光触媒の技術が使われています。

ハイドロテクトタイルに太陽光が当たることで、活性酸素が発生。この活性酸素が空気中にある排気ガスや煙の汚れを除去し、家に汚れがつきにくいようにしてくれます。

セルフクリーニング機能

タイル表面につくられた水の膜が静電気による汚れの付着を防止、ついてしまった汚れも光触媒によって発生した活性酸素によって分解され、落ちやすいようにします。残った汚れは雨が降った際に自然に流れ落ちるため、メンテナンスを頻繁に行わなくてもきれいな状態が保たれます。

抗ウイルス・抗菌効果

活性酸素にはウイルスや菌を除去する効果もあります。光が当たらない部分についても、独自の抗ウイルス・抗菌金属によって菌・ウイルスを抑制します。






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