スーモカウンターって？
スーモカウンターはリクルートの運営している注文住宅づくりをサポートしてくれるサービスです。
家づくりの進め方を勉強したり、使いやすい間取りについて聞いたりする他に、希望に応じてハウスメーカーや工務店を紹介してもらうことができる便利なサービスです。
家を建てるなら今がチャンス
「そのうちマイホームを建てたい」と思っている人はたくさんいると思いますが、もし本気で家を建てるならあまりのんびりしない方が良いです。
まず、現行の住宅ローン減税は2025年末までが期限です。
住宅ローン減税では、住宅ローンの残高のうち1％を10年間所得税から控除します。
実際に戻ってくる金額は、残高の1％、収めた税額（所得税+住民税）、制度上の上限である40万円のうち、一番低い金額になります。2、30万円戻ってくることもあり、無視できない制度です。
次に、住宅ローンの金利。今、住宅ローンの金利はかなり低い水準です。これ以上下がる可能性は低く、上がるよりも前に組んでしまった方が返済も楽になります。
消費税増税前に合わせることはもう困難ではありますが、駆け込み需要が落ち着いた後の方がハウスメーカーの対応も工事の品質も丁寧なものが期待できるため、悪いことばかりではありません。いくら安く家を買えても、肝心の家が欠陥では意味がありませんから、忙しい時期を避けるのは悪いことではありません。
ハウスメーカー・工務店と一緒に優秀な営業マンも紹介してもらえる
さて、スーモカウンターでは希望すればハウスメーカーや工務店を紹介してもらうことができます。
（希望しなければ紹介はないため、押し売りの心配はありません）
紹介の際はまず、予算や希望を一通り確認した後、住宅の外観と内装が写った写真のなかから好みのものを選んでいきます。
この時、社名は伏せられているため、ネームバリューや先入観で選んでしまわないように配慮されています。
デザインの好みが判明したら、予算と要望に合わせて、条件の良いハウスメーカーや工務店を紹介してもらえます。通常は3～4社の紹介ですが、希望すればもっと多くの会社を紹介してもらうことも可能です。
更にスーモカウンターでは、担当となる営業マンも紹介してもらえます。
担当となる営業マンは、住宅展示場で最初に相談にのってくれた人だったり、ハウスメーカーの都合で勝手に決められたりします。
注文住宅では要望を話したり予算にわせて相談したり担当との密なコミュニケーションが重要になるのですが、普通の方法では良い営業に当たるかどうかは完全に運です。
しかし、スーモカウンターならベテランの実力のある人を直接指名してもらえるため、おかしな営業に当たる心配はありません。
◯お金はかかるの？
スーモカウンターの利用にお金はかかりません。
ハウスメーカーを紹介してもらってももらわなくても、契約に至っても至らなくても無料です。
ただ、契約が成立した際はハウスメーカーからスーモカウンターに対し、紹介料を払っているという噂もあるようです。そのため、スーモカウンターを使うことで住宅価格に上乗せされているのではないかと不安になる人もいます。
一応、スーモカウンター公式としては、登録しているハウスメーカー・工務店の広告費によって運営しているということになっています。この場合、そのハウスメーカーで建てるすべての住宅でスーモカウンターに支払う広告費分が含まれていることになりますから、スーモカウンターを使わない方が損をするとも言えるでしょう。
ただ、どちらにしろ、いくつかの見積やプランを短期間で比べられるスーモカウンターの方が安い価格で家を建てられる可能性が高いです。自分の足でハウスメーカーの情報を集めてそれぞれにアポイントメントをとってやり取りするには、あまりにも時間がかかってしまいます。
ハウスメーカー・工務店を紹介してもらった後は？
スーモカウンターで建築会社を紹介してもらった場合、面談の日程を決めたり、面談内容のおさらいをして依頼する会社を選んだりということも、スーモカウンターがサポートしてくれます。
気に入らなかった業者に断る連絡をするのも、スーモカウンターが代行してくれるため、断るのが苦手な人でも安心していろいろな会社と話ができます。
計画が決まるまでは、事あるごとに連絡があり、その都度進捗や感想を聞いてくれるため、かなり手厚いサポートが続きます。
ただ、一度契約が決まると、スーモカウンターからの連絡はなくなります。
仕組み上は契約が決まった後についてもスーモカウンターによる相談にはのってくれることになっていますが、こちらからアクションを起こさない限りは何もありません。
しつこさがないのはありがたいですが、最後まで手厚いサポートを期待していると、少し残念に思うかもしれません。