ハウスメーカー・住宅会社

住友林業の値引き率2023!交渉タイミングやサービス内容は?モニター値引きについても

sumitomorinngyou-nebikiritu

住友林業で注文住宅を検討していると、値引率は最終的にどのくらいなのか?

という疑問や心配が出て来ると思います。

そこで、今回は住友林業の値引率を調査しました。

この記事ではネット上の情報のみではなく、

  • 住友林業で家を建てたお客さん
  • 住友林業の家を検討中の知り合い
  • 住友林業と他社を検討し、他社で建築した方
  • 私の友人の住友林業の社員(設計)

等へのインタビューを元にして分かった値引率を紹介しています。

住友林業の値引率は?

値引き交渉のスタート金額となる見積書の画像

ネット上で住友林業の値引率を調べようとすると、

  • 「e戸建て」や「2ちゃんねる」などの掲示板
  • 「Yahoo!知恵袋」や「OKWAVE」などの質問サイト

がたくさん出てきます。

その中では、

 

「値引率は5%だった」
「私の周囲では最大8%だった」
「20%でした」
「他社を引き合いに出すと30%行く」
「とにかくゴネてさらに100万円」

 

などなど、色々な意見が出てきます。

しかし、実際に営業マンと対峙しているとどうもネット上の意見は現実味に欠ける印象を持つと思います。

一般的に値引率とは、最初に提示された金額からの値引率だと認識されているようです。

しかし、実際には決定した間取り・仕様を元にした見積書の提示額からいくら値引きされるのか、というのが重要になります。

多くの場合、決定図面を元にした見積書には既に値引き額が書かれています。

金額は100万円くらいのことが多いですね。

問題はここからどのくらい引かれるか、ということです。

間取りと仕様(仕上材や色・キッチン等の設備など)が決まった後に最初に出てきた見積書の金額がスタートになります。

そして、その金額からの交渉によって値引きされた割合が「値引率」になります。

20%や30%と言われているのは、最終図面の見積書における「値引き前」の金額(つまり、見積金額に値引き分を足した額)をスタート金額にしていると考えられます。

正しいスタート金額をベースにした値引率は、5%〜8%が妥当です。
 

↓住友林業の値引きの例

スタート金額 2400万円
値引き交渉後の金額 2208万円
値引き金額 192万円
値引き率 8%

※総二階・延べ床面積30坪の場合です
※スタート金額は最初から150万円値引きされている状態です

→ 注文住宅の予算オーバーとならない資金計画の立て方!土地から探す場合も

→ 注文住宅の住宅ローンのタイミングや流れは?おすすめ住宅ローンも

→ 住宅ローンフラット35の金利推移をグラフ・表で確認!予測はできる?

住友林業の値引き交渉タイミングは?

値引き交渉をする男性の画像

住友林業の値引き交渉をするのに最適なタイムングは、契約前の見積もり提示時です。

つまり、間取りと仕様(仕上げ材料や採用する住宅設備)が完璧に決定したあとの見積書の提出がされる時ですね。

このタイミングよりも前に交渉してしまうと、間取りや仕様の変更の際に調整されてしまい値引率が低くなる可能性が高いです。

反対に、契約後に交渉しようとするのも良くないです。

某掲示板に、

契約後にお金を払わないとゴネれば値引きせざるを得ないのでは?

という書き込みがあるのを見たことがあります。

しかし何か大きなミス等が無い限り、住宅会社としては契約済みの金額から値引く必要がないんです。

お客さんを取られる可能性のある他社が存在しませんからね。

たとえお客さんがお金を払わないと言ったとしても、「引き渡さない」という対応になります。

それだけではなく、契約の履行放棄という理由で損害賠償請求をされてしまう可能性もあります。

なので、値引き交渉は契約直前の打ち合わせで行いましょう。

値引き交渉の事前準備として、「競合」を使うと良いです。

実際に他の住宅会社にも図面作成と見積もりを依頼し(費用がかかる可能性あり)、値引き金額によっては他社で建築する可能性があると知らせます。

同じ規模の家で予算も似たお客さんでも、競合があるのと無いのとでは値引き額がかなり違うんです。

競合の存在は、早めに言っておくと良いですよ。

直前では営業マンの心を揺さぶることになりかねません。

契約目前で急にライバルが出現したら、おそらく誰でも動揺します。

動揺させるのは良くないんです。

営業マンは競合のいないあなたを信頼して、手の内をさらして心を開いた状態でいます。

競合の存在を直前に伝えると、営業マンは心を閉じてしまう可能性が高いです。

そうなると値引きに関しては逆効果になりかねません。

焦って一時は大幅値引きに踏み切るかもしれませんが、どこかであなたが気づかないように大きく値引きを取り戻そうとする可能性があります。

そうならないためにも、競合は早めに伝えましょう。

早めとは具体的にいつかというと、初回面談時または初回打ち合わせ時です。

注文住宅の資金計画を立てる段階で、「本命」と「競合」の住宅会社を設定しておくと良いでしょう。

万が一競合の存在を伝えるのが直前になってしまいそうな場合は、伝え方を丁寧にする必要があります。

営業マンがどうしたら動揺しないかを考えながら言葉を選んで伝えましょう。

住友林業の値引き以外のサービス内容

値引き以外の物のサービスとなる外壁アップグレードの画像

住友林業の値引き額は上述したとおり、支店や営業マンによっても変わりますが概ね5%〜8%です。

お金での値引きには限度があります。

しかし、

  • 優勢の競合を蹴っての契約であること
  • 契約をすることによって住宅ローン審査を受け直すなどリスクが伴うこと
  • 年末年始などの大型連休を挟む前の契約であること

などの条件が揃った場合には、値引き額以上のオプションサービスを受けられる可能性があります。

内容は、
 

  • 屋根材のグレードアップ
  • 外壁材のグレードアップ
  • 床材のグレードアップ(一部分)
  • 太陽光発電(3kw/h)
  • カーテン
  • 照明器具(一部分)
  • エアコン本体

 
などです。

お金での値引きには限度がありますが、オプションはこちらが心配になるほどサービスをする可能性があるんです。

もちろん、上記条件だけでなく、営業マンやその上司との関係性もしっかりと構築しておいた方が良いということは意識しておきましょう。

住友林業のモニター割引とは?

住友林業のモニター対象現場の構造見学会の画像

住友林業のモニター割引についてです。

モニターとは、工事期間中に

  • 基礎見学会
  • 構造見学会(上棟後)

を行うことです。

モニターになると、通常の値引きよりも大きな値引きを受けられます。

モニターではない場合よりもかなり値引率は高く、12〜13%程度です。

見学会を行うということは、知らない人に家の場所を知られるというリスクがあると思われるかもしれません。

しかし、施主がその場で来場者に挨拶するようなことはないので、誰の家かは当然わからないんです。

そのため、モニターの打診があった場合にはほとんどの人が即OKを出します。

モニター打診があるのは、住友林業の年度初めにあたる4月のことが多いです。

4月に契約した場合、解体工事等がなくスムーズに進んだ場合、5月に基礎見学会・6月に構造見学会を開催することができます。

住宅会社が効率よく契約をとっていくには、このような現場見学会に集客するのが一番効果があります。

ひとつの現場でたくさん見学会が出来れば、そこから多くの契約がとれますよね。

多少値引きやサービスをしてでも、モニター客を増やしたいと考えているんです。

完成見学会を行う場合、17%の値引きがあった例もあります。

完成見学会は家が汚れたり傷になったりするリスクが有る分、開催OKを出す人が極端に少なくなります。

しかし、実際には最新の注意を払って接客しますから、傷になるということはほとんどないです。

完成見学会終了後には必ずハウスクリーニングもかけます。

なので、よりお得な完成見学会のモニターはおすすめです。

ただし、こちらからモニターってないんですか?

という打診をした場合はあまり良い値引率にならないと考えられます。

営業マンがなかなかモニターの打診をしてこないような場合は、「競合他社からモニター打診があった」ということを伝えても良いかもしれません。

それとなく促す感じでいきましょう(^^)

家作りにかかる合計金額から200万円の値引きをしていただく形となりました。

家という大きな買い物をするなかで200万円もの値引きがあるととても助かります。

おまけ:「スーモカウンター」経由のメリットも?

スーモカウンターの講座からハウスメーカーを選んだことで、「スーモカウンターからの締結」として割引があるという話も聞きます。

また、「スーモカウンター」からの紹介ということで、ハウスメーカーの担当営業者は若手などではなく店長レベルの方が、ついてくれるといったメリットもあるようです。

無料で利用できるおすすめサービス

スーモカウンター公式サイトはこちら

※スマホから1分で予約


 

ヨシヒロ
以上、今回は住友林業の値引率や交渉タイミング、オプションのサービス条件、モニター割引を紹介しました。

値引きに関わることを特集しましたが、より大切なのは双方の信頼関係です。

お得に契約したいあまり、過剰に値引きを要求するのはトータル的には得にならないと考えたほうが良いでしょう。

家にはかなりの確率で不具合・初期不良があります。

特に、季節によって起こる床鳴り(床のギシギシという音)や、クロス(壁紙)の剥がれや浮き・破れなどへの対応に影響が出ることがあるんです。

忙しいため中々補修に来てくれなかったり、修理が高額だったり・・・。

しかし信頼関係がバッチリであれば、どんなことよりも優先して対応してくれるはずです。

建てた後の方が長い付き合いとなるハウスメーカー。

ぜひ信頼関係を構築しつつ、値引きによるお得感をゲットしてください。

この記事がお役に立てれば幸いです。






-ハウスメーカー・住宅会社

© 2024 家カフェ注文住宅【2024年4月版】