固定資産税は土地や建物などの不動産を持っている場合にかかる地方税です。
毎年1月1日時点の所有者に課税されるので、家を建てて登記されたのが1月2日以降であった場合は、その年は課税されません。
ただし、一般的には土地の場合は所有権移転登記の際に日割り分を新しい所有者が売り主に支払います。
そして、次回からの固定資産税は所有者に課税されるんです。
では、いつ支払ったら良いんでしょうか?
支払い方法を口座振替にした場合の引き落とし日も気になるかもしれません。
そこで今回は、固定資産税の支払期限や納付書がくる時期、口座振替の引き落とし日について説明します。
1.固定資産税の支払時期は?
固定資産税は
- 一括払い
- 分割払い
が選べます。
一括払いの場合は第1期の納付期限までに年額を支払います。
固定資産税の支払時期は自治体(市町村)によって違い、自治体ごとに1〜4期それぞれの納付期限が定められているんです。
納付期限前の1ヶ月間が支払時期となっていますね。
市町村名 | 第1期 | 第2期 | 第3期 | 第4期 |
---|---|---|---|---|
東京都 | 6月30日 | 9月30日 | 12月27日 | 2月28日 |
横浜市 | 5月2日 | 8月1日 | 1月4日 | 2月28日 |
静岡市 | 5月1日 | 7月31日 | 1月4日 | 2月28日 |
大阪市 | 5月2日 | 8月1日 | 12月26日 | 2月28日 |
福岡市 | 5月2日 | 8月1日 | 12月28日 | 2月28日 |
鹿児島市 | 5月31日 | 7月31日 | 9月30日 | 12月28日 |
一覧を見る限り、自治体によってかなり違いますね。
正確な納付期限は、自治体に問い合わせるか市町村のホームページを確認してみてください。
固定資産税は、納付期限までに納付書で振り込みするのが一般的です。
しかし、固定資産税は納付書がまとめて送られてくるため、納付書の紛失や支払い忘れによって延滞金が発生してしまうケースが多く、口座振替やクレジットカード支払いを推奨する自治体も増えてきています。
支払い方法は自治体によって対応が違い、クレジットカード支払いは出来る自治体と出来ない自治体があります。
例えば、私が住んでいる静岡県静岡市ではクレジットカード支払いができませんが、隣の焼津市ではできるんです。
個人的には早くクレジットカード支払いに対応して欲しいです。
支払い方法に関しても各自治体に確認するようにしてください。
2.固定資産税の納付書はいつくる?
固定資産税の納付書は、1月1日時点の所有者のところに、4月1日頃から発送されます。
納付書は全期分まとまった綴りで届くので、かなり厚い封筒です。
残りの期の分をなくさないように大切に保管してください。
できれば口座振替の申込みをして、引き落としに切り替えたほうが支払い忘れがなく安心です。
振り込みに行く手間も省けますね。
3.固定資産税の引き落とし日はいつ?
固定資産税の引き落とし日は、各自治体の期別の納付期限日であることが多いです。
一括納付を選択している場合は、第1期の納付期限日が引き落とし日になることが多いですね。
正確な引き落とし日は市町村に確認しましょう。
目次 ~この記事に書かれていること~
固定資産税は、不動産を所有しない限りかからないため、いざ家を立てたりマンションを買った際に知らないことが多くて焦りますよね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。