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尺貫法とメートル法の換算表!長さ・重さ・面積の単位を換算計算

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尺貫法の目盛りがついた測りの画像

尺貫法は中国発症の単位系の一種です。

日本の建築業界では、大工などの伝統的な職人の間だけでなく、工務店や建築設計事務所、ハウスメーカーでも標準的な単位系として使われています。

注文住宅を建てる際には、お客さんもこの尺貫法に触れる機会があるんです。

特に間取りなどの打ち合わせの際に、家の面積に坪が使用され、壁や窓の横幅の長さに間や尺が使われますね。

できれば家造りを始める前にまとめて把握しておきたいものです。

そこで今回は、尺貫法とメートル法の換算表や単位換算の計算式を、面積・長さ・重さに分けて紹介します。

1.尺貫法とメートル法の換算表

尺貫法とメートル法の換算表を見てみましょう。

①長さ・距離の換算表

尺貫法
メートル法
1里
(り)
=36町 3.927km
1町
(ちょう)
=60間 109.09m
1丈
(じょう)
=10尺 3.03m
1間
(けん)
=6尺 1.82m
1尺
(しゃく)
=10寸 30.3cm
1寸
(すん)
=10分 30.3mm
1分
(ぶ)
=10厘 3.03mm
1厘
(りん)
=10毛 0.303mm
1毛
(もう)
0.0303mm

※赤字は建築で多用される単位です

②面積の換算表

尺貫法
メートル法
1町歩
(ちょうぶ)
=10反 9917.3554㎡
1反
(たん)
=300坪 991.7355㎡
1畝
(せ)
=30坪 90.1736㎡
1坪
(つぼ)
=10合
=1間✕1間
3.3058㎡
1合
(ごう)
=10勺 0.3306㎡
1勺
(しゃく)
0.0331㎡

※赤字は建築で多用される単位です

③重さの換算表

尺貫法
メートル法
1貫
(かん)
=1000匁 3.75kg
1斤
(きん)
=160匁 600g パンは450gで1斤
1匁
(もんめ)
=10分 3.75g
1分
(ぶん)
=10厘 0.375g
1厘
(りん)
3.75mg

④体積の換算表

尺貫法
メートル法
1石
(こく)
=10斗 180.39L
1斗
(と)
=10升 18.04L
1升
(しょう)
=10合 1.80L
1合
(ごう)
=10勺 180ml
1勺
(しゃく)
18ml

2.尺貫法とメートル法の長さの単位を換算計算式

2間の障子の画像

尺貫法とメートル法の長さの単位換算計算の方法を紹介します。

例えば、5間って何メートルなんだろう?と思ったときに、5に何を掛ければ良いかわからないと思います。

その際に便利なのが単位計算式です。

間(けん)とm(メートル)を例に見てみましょう。

間とm(メートル)には以下のような関係性があります。

  • 1間=1.8181m
  • 1m=0.55間

掛け算に直すと、

  • 1間×0.55=1m
  • 1m×1.8181=1間

という計算式が成り立ちます。

これをふまえて尺貫法とメートル法の長さの単位換算計算式の一覧表を確認してみましょう。

関係性 計算式

(り)
1里=3.9272km 1里✕0.2546=1km
1km=0.2546里 1km✕3.9272=1里

(ちょう)
1町=109.0909m 1町✕0.009166=1m
1m=0.009166町 1m✕109.9090=1町

(じょう)
1丈=3.0303m 1丈✕0.33=1m
1m=0.33丈 1m✕3.0303=1丈

(けん)
1間=1.8181m 1間✕0.55=1m
1m=0.55間 1m✕1.8181=1間

(しゃく)
1尺=0.303m 1尺✕3.3003=1m
1m=3.3003尺 1m✕0.303=1尺

(すん)
1寸=3.0303cm 1寸✕0.3028=1cm
1cm=0.3028寸 1cm✕3.0303=1寸

(ぶ)
1分=3.0303mm 1分✕0.33=1mm
1mm=0.33分 1mm✕3.0303=1分

(りん)
1厘=0.303mm 1厘✕3.3003=1mm
1mm=3.3003厘 1mm✕0.303=1厘

(もう)
1毛=0.0303mm 1毛✕33.0033=1mm
1mm=33.0033毛 1mm✕0.0303=1毛

 

3.尺貫法とメートル法の面積の単位を換算計算式

平原の画像

土地を買ったり家を建てようとする際、「坪数」という面積の表示に触れることになります。

その際、100坪って何㎡なのかな?と思った時に、電卓で100にいくつを掛ければ㎡になるのか分かったら便利ですよね。

尺貫法とメートル法の面積の単位換算で、「坪」と「㎡」を例に見て見ましょう。

坪と㎡には、以下のような関係性があります。

  • 1坪=3.3058㎡
  • 1㎡=0.3025坪

これを掛け算に直すと、

    1坪×0.3025=1㎡
    1㎡×3.3058=1坪

となります。

上記を踏まえて、面積の単位換算計算式一覧表を確認してみましょう。

関係性 計算式
町歩
(ちょうぶ)
1兆歩=9917..3554㎡ 1町歩✕0.0001=1㎡
1平米=0.0001町歩 1㎡✕9917.3554=1町歩

(たん)
1反=991.7355㎡ 1反✕0.001=1㎡
1㎡=0.001反 1㎡✕991.7335=1反

(せ)
1畝=99.1736㎡ 1畝✕0.01=1㎡
1㎡=0.01畝 1㎡✕99.1736=1畝

(つぼ)
1坪=3.3058㎡ 1坪✕0.3025=1㎡
1㎡=0.3025坪 1㎡✕3.3058=1坪

(ごう)
1合=0.3306㎡ 1合✕3.0248=1㎡
1㎡=3.0248合 1㎡✕0.3306=1合

(しゃく)
1勺=0.0331㎡ 1勺✕30.2115=1㎡
1㎡=30.2115勺 1㎡✕0.0331=1勺

 
※赤字は不動産業界で多用されるものです。

坪に関しては、建物と土地で計算が少し違います。

建物

  • 1坪=3.3124㎡ → 1坪✕0.3019=1㎡
  • 1㎡=0.3019坪 → 1㎡✕3.3124=1坪

土地

  • 1坪=3.3058㎡ → 1坪✕0.3025=1㎡
  • 1㎡=0.3025坪 → 1㎡✕3.3058=1坪

 

この違いは、坪が長さの単位である「間(けん)」の平方であることが原因です。

建物の「間」は1.82mであるのに対し、土地の「間」は1.8181mで計算します。

  • 建物・・・1.82m✕1.82m=3.3124㎡
  • 土地・・・1.8181m✕1.8181m=3.3058㎡

という違いですね。

【補足】建物の「間」を1.82mとする理由
長さの単位換算表では1間(6尺)=1.8181mと表示しています。
しかし、建築設計の現場では基本となるグリッド(マス目)が3尺=910mmと設定されているため、6尺=1820mm、つまり1間=1.82mとなります。
本来であれば3尺=909mmですが、面積計算が煩雑になってしまうことから、より計算がシンプルな910mmを標準としているんですね。

 

4.尺貫法とメートル法の重さの単位を換算計算式

尺貫法の体重計の画像

重さの尺貫法はあまり馴染みがないかもしれません。

しかし、すごく体重の重い人を「百貫○○」と言ったり、食パンの切ってないやつを「1斤」と言ったりするように、生活の中に馴染んでいて気づかなかったりするんです(^^)

長さ、面積と同様に、重さにも尺貫法・メートル法の間には関係性があり、以下のような計算式が成り立っています。

関係性 計算式

(かん)
1貫=3.75kg 1貫✕0.2667=1kg
1kg=0.2667貫 1kg✕3.75=1貫

(きん)
1斤=600g 1斤✕0.0017=1g
1g=0.0017斤 1g✕600=1斤

(もんめ)
1匁=3.75g 1匁✕0.2667=1g
1g=0.2667匁 1g✕3.75=1匁

(ぶん)
1分=0.375g 1分✕2.6667=1g
1g=2.6667分 1g✕0.375=1分

(りん)
1厘=3.75mg 1厘✕0.2667=1mg
1mg=0.2667厘 1mg✕3.75=1厘

 
この章の冒頭で食パンの例を出しましたが、食パンは実はこの表の数字「1斤=600g」とは違い、1斤=350〜450gとされています。

パンは明治時代にイギリスから伝わりました。

そのときに1斤2斤と数えるようになったとされています。

伝来時の食パン1斤の重さが約450gだったことから、450g=1斤とされたんだそうです。

どうして単位を変えなかったんでしょう?

ごっちゃになってしまいますよね(^^)

いろいろと謎があります。
 


 
ヨシヒロ
以上、今回は尺貫法とメートル法の換算表を紹介しました。

家づくりの打ち合わせの際には結構尺貫法が出てきます。

打ち合わせしている住宅会社の人は意識せずに尺貫法で面積や長さを言い表したりしますので、メートル法とのある程度の違いを覚えておくと良いです。

「だいたいこのくらい」という数字を紹介しますね。

1坪(つぼ)=畳2帖ぶん
1間(けん)=1.8mくらい
3尺(しゃく)=90cmくらい
1尺(しゃく)=30cmくらい
1寸(すん)=3cmくらい
5分(ぶ)=15mm

 

間取りの打ち合わせ時などに、必要となった場合はこの記事を活用してみてください。






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